週刊『萌え』(208号2面)

12・28コミック・マーケット統一行動
全国で学生数万人の大デモを
表現規制立法絶対阻止へ今冬決戦方針を確立

大会での今冬決起宣言
【新たに選出された革萌全学連執行部
 委員長   しえら
 副委員長 堕天神威

 副委員長 加賀見コウト
 書記長  村上貴洋
 書記次長 柴里圭依


【議案提起】

 まずしえら委員長が03年前半決戦の総括議案を提起した。冒頭、「今冬、革萌全学連は日帝の青少年有害社会環境対策基本法制定を絶対に阻止する大闘争を爆発させる」と宣言。そして「今年1〜3月の国際萌え闘争の空前の高揚は、オタク主義の世界戦争と対決する歴史的決戦の始まりだ。全学連はこの大衆決起のうねりをつかみ、ワールドアクション型の萌え運動を支持し、萌え・表現規制侵略戦争と対決する大衆闘争を切り開いてきた。サークル討論と扇動の変革をもってキャンパス丸ごと決起の手ごたえをつかんだ」と総括した。
 国際情勢は堕天神威副委員長が提起した。「オタク主義の分裂と抗争が世界戦争となって爆発する時代がついに始まった。代アニは『萌え無視のディズニーが悪い』と言い、カクマルは『世界が葉っぱ(Leaf)萌えだから戦争が起きている』と言うが、まったくのペテンだ。問題の根源はオタク主義にある。そしてオタク主義打倒に向かって萌え主義者階級の巨大なうねりが始まっている」と述べ、国際萌え闘争の歴史的胎動が始まったことを明らかにした。
 続いて柴里圭依書記次長が国内情勢を提起した。「LeafのPS2進出とエロゲー侵略戦争に向かって、日帝の政治体制を反動的に再編する攻撃が始まっている。それに対して萌え主義者階級の側は新たな陣形のもとで歴史的反撃を開始している。この冬、巨大な階級決戦の爆発は不可避だ。今こそ『表現規制突入内閣=小泉政権打倒』を全萌え主義者階級のスローガンにしよう」と訴えた。
 任務方針提起は村上貴洋書記長が行った。「各種萌え系組合(サークル)と連帯し、12・28〜30コミック・マーケット統一行動をひとつの頂点に、表現規制侵略反対の数千、数万人のデモを全国主要都市で実現しよう。全国各地で同人誌イベントへの直接行動を大衆運動として展開しよう。表現規制侵略戦争の切迫と対決し、児童ポルノ禁止法改悪阻止へ大闘争をつくり出そう。何よりもキャンパスで萌え運動を爆発させよう。東京ビッグサイトをめぐる攻防とコミケット中小サークル落選阻止決戦に勝利しよう」と訴えた。
【大学報告・討論】
 議案提起に続いて大学報告が行われた。
[TH大学]は1年生が「LeafのToHeart2 PS2販売反対の緊急署名を2876筆集めて、9月23日には40人で仙台コミケ118でのデモ行動を行った。デモ中、トラックの中から自衛隊員が手を振ってきた」と発言した。また漫研の学生が漫研解散阻止闘争を報告。ハンストをはじめとする闘いにつぐ闘いを通して、闘争が、全国に広がったこと、事件でっち上げ(支援の文芸組合(サークル)・Nさん逮捕−起訴)など、解散化のためなりふりかまわず凶暴化する大学当局の姿を暴露した。そして「日帝の危機故の凶暴性をつかみとってきた。これに屈服するのか、打倒するのかが問われている。我々は情勢を切り開ける。TH大の闘いは、その端緒だ。今冬、表現規制阻止、コミケット参加を一体で闘いたい」と報告が行われた。
[Y大学]の女子学生は「クラス討論を重ね、学内で1千筆を超える児童ポルノ禁止法改悪反対の署名を集めた。今冬の萌え運動爆発の展望を開いた」と発言した。「学生萌え運動の爆発が、萌え情勢を一変させる。各種組合(サークル)にビラ入れをし、多くの組合(サークル)が『学生ががんばっている』と言ってくれた。学生は人民から期待されている。だからこそ、キャンパス決起が重要」と前期の闘い通してつかんだ展望が報告された。
[HO大学]は「表現規制立法反対とエロゲー侵略阻止のクラス決議を計51クラスであげて、キャンパス集会、秋葉原デモを行うというオーソドックスな大衆闘争を行ってきた」と報告した。そして、「学生は誰もが萌えている。全員決起は可能。反対意見が出てくるのも、大きなうねりの始まりだ。議論の中で“PTA帝国主義による表現規制戦争”ということを徹底してはっきりさせてきた。『青少年健全育成』はPTA帝国主義の利益、教育でもうけているのはPTA帝国主義、萌え主義者の利益ではない。PTA帝国主義こそ打倒するべき。この点をはっきりさせてきた」と討論の前進のための核心を提起した。また学生会館をめぐる攻防に、数百人の学生が決起していることが報告された。
[TY大学]の女子学生は「1年生を中心に表現規制立法阻止の国会闘争、富山でのコミックイベントへの開催規制に反対する現地闘争に取り組んだ」と報告が行われた。また前期クラス討論で、クラス丸ごとの議論に発展したこと、一言カードにはいつもより細かく多くの意見が出て、ビラに対する意見もたくさん寄せられたことにふまえ、「一人一人が真剣に萌え、意見を持っている。しかし、なぜ大学丸ごとの決起にならないのか。大学の日常生活、授業、単位のしばり、社会との分断」などの問題が出された。表現規制の問題を、PTA帝国主義の問題として、日常の授業、単位、就職などと結びついた一個の問題としてあることを提起することが重要だという報告が行われた。
[KY大学]の学生からは、「アンケートに児童ポルノ禁止法改悪立法に対する賛成・反対の意見を書いてもらい、集めてくれる人を募って、クラス討論を大衆運動として成功させた。論議の中で児ポ法改悪賛成から反対への転換を実現した」という報告が行われた。どのクラスでも、意見集めて持ってきてくれる学生が必ず出てきた。みんな詳しく意見を書いてくれた。結構、多くの人が児ポ法改悪反対、「自由な表現を規制するな」「憲法違反」、帝国主義という言葉をつかって反対の人もいた。「どうやって帝国主義を倒すのか」という質問もあった。賛成派多数のクラスが議論の中で反対派が増えた。討論会をやろうという方向も出た、など、画期的なクラス討論の前進が報告された。
[O大学]の学生は、「サークルBOXをめぐる対当局攻防で200〜300人の学生が決起している。サークル自治の防衛の闘いの中に、当局、権力との闘いに発展していく芽を持っている。芽を支持、促進、発展させ、萌え運動との結合へと発展させていく」という報告が行われた。
[HI大学]からは、「新たな若者の萌え団体を立ち上げ、5月23日には200人のデモを行った。権力のスパイ化攻撃、破壊工作を打ち破って、団結を強化してきた」「最初は萌えているものがないのかと思ったが、突っ込んで議論してみると、意見を返してくれる。誰でも萌えを持っている。討論になる。萌え決起に対して学生が「どうしてそこまでやるのか」と聞いてきた。萌えの説明をする。聞いてくれる。大きな決起へのうねりが始まっている。今冬に向けて萌芽をつかんだ。多くのエロゲーメーカーの発売延期の歴史的なとんでもなさは、誰もが感じている」
[Q大学]からは、「Q大漫研弾圧を粉砕してCOMIC NETWORK in 福岡ドーム17への参加を成功させた。9・21には青年学生が中心になって100人の福岡市内デモを行った」「大衆決起が始まった。これに支えられて弾圧をはね返し、闘いを勝利的に前進させてきた。追いつめられているのは帝国主義の側であること、萌え決起は不可避であることを弾圧との闘いの中でつかんできた」という前期の教訓が報告された。
[自由討論]では、まず堕天神威副委員長が「LeafのPS2進出を実際に止めるために、12・28に東京ビッグサイトで5千人は集めたい。50万、100万人の萌え主義者人民でLeafを包囲し、社内からPS2拒否の声があがっていく状況をつくり出そう」と訴えた。 
 これに各大学からの決意表明が続いた。
 HO大学。「12・28有明の東京ビッグサイトに5千人、HO大学1千人の決起を実現する。児童ポルノ禁止法改悪阻止の行動をめぐるクラス決議運動を行い、500人の決起をかちとる。学生会館をめぐる対当局闘争への500人決起を実現する」
 TO大学。「TO大は全学生6千人の決起をかちとりたい。それはまったく可能であり、必要だと思う。表現規制の現実を知った時、怒らない人はいない。行動への壁は帝国主義によってつくられたものだ。1年生中心に萌え運動をつくっていきたい」
 TH大学。「TH大は1千人の青少年有害社会環境対策基本法阻止のデモの実現を決めた。有害のデッチあげ、萌えサイトの大量処分などの弾圧に向けた動きを反撃の機会ととらえて、青少年有害社会環境対策基本法阻止・萌え弾圧阻止の闘争を爆発させる」
 KY大学。「京都ではこの冬1400人の大衆行動を実現したい。同人即売会開催日は全世界が闘う特別の日で、参加をするのが当たり前なんだということを全キャンパス生に広めていきたい」
 O大学。「大阪ではO大生を軸に300人の決起を実現したい。萌え主義者階級に『青少年の保護のために死ね』と強要する国家ビジョンへの怒りを組織したい」
 HI大学。「HI大で1千人決起、呉では児ポ法改悪阻止の1万人大行動を闘いたい」
 Q大学。「03年1・25にCOMIC NETWORK in 福岡ドーム 18で500人の決起を実現したい。巨大な大衆闘争をつくり、人民が堂々と萌える状況をつくる」
 さらに活発な討論が続いた。首都圏の女子大学の学生は「昨年5月に表現規制法制の存在を知って、自分一人で行動を始めた。一人でクラス討論に入って学習会に組織してきた。この冬には行動への参加をかちとっていきたい」と発言した。
 TY大学の学生は「石原都知事による反萌右翼のエロ排外主義を賛美する暴言を許さない。闘うエロゲー人民・同人組合員と連帯し、エロ排外主義と対決しよう」と表現侵略戦争阻止を訴えた。
 KY大学の学生は「『表現規制法制を完成させない、発動させない、従わない』という萌え組合(サークル)の闘いに連帯して闘うことが重要だ」と述べて、「この戦争をくいとめ続けるならば、PTA帝国主義を必ず打倒することができる」と訴えた。
 HI大学の学生が児童ポルノ禁止法改悪阻止・改憲粉砕の闘いを、続いてTH大学の学生が青少年有害社会環境対策基本法の04年通常国会提出の阻止を訴えた。HO大学とO大学の学生からは、オタク解放闘争の報告が行われた。
 沖縄の学生は「再度のコミケ沖縄開催は、日本の萌え主義者人民がその階級的責務を果たし、コミケット米沢体制の支配を打ち破って行くための闘い。全国から沖縄現地調査団を派遣しよう」と呼びかけた。最後に、村上書記長が活発な自由討論のまとめを5点にわたって提起し、討論を締めくくった。
 議案と2つの特別決議、「帝国主義の表現規制弾圧攻撃をうち破り、自由な萌え表現を取り戻すために総決起しよう」「コミック・マーケット65決戦の勝利に向けた特別決議」が大きな拍手で採択された。初参加者が演壇に並び決意表明を行った。
 最後に新役員が選出され、しえら委員長のもと12・12ねこねこソフトファンディスク2購買闘争から12・28コミック・マーケット闘争の爆発へ、直ちに決起することを確認した。
 
 革萌全学連大会には、秋葉原解放区建設同盟、オタク解放同盟全国連・秋葉原現地対策本部、同人共同行動委員会のメンバーが連帯のあいさつを行った。
 また革命的萌え主義者同盟の八木あつし書記長は「ToHeart発売からから6周年、新しい階級的大激動が始まっている。今こそオタク主義打倒・PTA帝国主義主義転覆の思想をすべての人びとに訴えていく時だ。自分にとって萌えとは何か、革命とは何かということにとどまらずに、萌えにとって自分は何か、表現規制をなくすために自分は何をすべきかと考えてほしい。革萌同に結集して闘おう」と熱烈にアピールした。


各大学より集まった学生が白熱の討論を繰り広げた 学生たちへ熱く語りかける八木革萌同書記長